妊娠中は身体の冷えやストレスへの対策を忘れずに!

妊娠中は体を冷やしてはいけない~冷えに繋がるダメな習慣~

妊娠中の注意点で「体を冷やすのはNG行動」と説明しましたが、なぜ妊娠中に体が冷えてしまうのでしょうか。その秘密を探ってみましょう。

妊娠中に身体が冷える原因

妊娠すると、お母さんの体には様々な変化が起きます。その変化が原因で、自分では意識しないうちに冷えを誘発する恐れがあります。例えば、姿勢の変化です。胎児が成長してお腹が大きくなってくると、自然とお腹を前に突き出すような姿勢になります。この状態は腰に大きな負担がかかっており、骨盤の歪みや血行不良を引き起こすのです。また、妊娠中は安静に過ごそうとするため運動量も低下します。横になって過ごすことも多いため、筋肉量が低下し血行が悪くなって身体の冷えにつながるのです。

身体を冷やす悪習慣

妊娠中の冷えは、体の変化だけで起こっているわけではありません。知らず知らずのうちに、自分から体を冷やすような行動をしていることもあります。ここで、妊娠中の冷えに繋がるやってはいけない行動について紹介します。

妊娠中の冷えに繋がるダメな行動について教えてください。
妊娠中の過度なダイエットは絶対にやるべきではありません。若い女性の多くが産後に太るのを警戒して妊娠中にダイエットをしますが、その影響で体の冷えを誘発する恐れがあるのです。さらに、アルコールやカフェインは温めて飲んでいても、汗をかくなどして後から体が冷えてくるので、妊娠中なら止めた方が良いです。

アルコールとタバコには特に注意

お風呂上りや夏の暑い日に飲むビールは美味しいですよね。しかし、キンキンに冷えたお酒は体が冷える原因になってしまいます。酔うと体が熱くなりますが、それは表面だけで内臓は冷えているのです。また、タバコに含まれるニコチンも冷えを招きます。ニコチンには交感神経を緊張させる作用があるのですが、この作用により血管が収縮し、血行が悪くなり体が冷えてしまうのです。アルコールやタバコは体が冷えるだけでなく、胎児の健康にも影響するため、妊娠中は確実に止めるようにしましょう。

妊娠中はストレスがいっぱい?~ストレスが溜まりやすくなる習慣~

妊娠中はストレスにも注意しなければなりません。妊娠中にどういったことが要因でストレスになるのか、詳しく見ていきましょう。

ストレスの要因

妊娠中はホルモンバランスが急激に乱れます。そのため、涙もろくなったり気分が落ち込んだりすることが多くなります。そして、体への変化も大きなストレスとなります。お腹と胸が大きくなるにつれて肩こりや腰痛になりますし、仕事を休職・退職するなどして生活のリズムも変わってきます。他にも、妊娠中の辛さに共感してくれないパートナーの無神経な態度がストレスになることもあります。

ストレスを感じた時

妊娠中のストレスは胎児に悪影響を及ぼします。妊娠中は心身共に変化が大きい為、些細なことでもストレスに感じてしまうことがあるでしょう。ここで、実際に妊娠・出産を経験した先輩たちの声を聞いてみましょう。

妊娠中は夫の優しい行動にも腹が立ってしまいます。(30代/女性)

旦那は妊娠中の私を気遣って、荷物を持ってくれたり家事を手伝ってくれたりするようになりました。しかし、妊娠中はそんな旦那の優しさにもイライラしていました。旦那もそれに気付いていたようで、私が妊娠中の間は家に帰りたくなかったと後で聞かされて少しショックでしたね。

胎児の事を考えるあまり、人の多い場所に行くことがストレスになりました。(20代/女性)

妊娠する前は何ともなかったんですが、妊娠してお腹が大きくなると、人が多い場所に行くことが怖くなりました。人が通るたびにお腹がぶつからないか考えて不安になり、それがストレスになっていました。まさかこんなことがストレスになるなんて予想もしなかったので、本当に戸惑いました。

過度なストレスはご法度

妊娠初期は体調に大きな変化が現れます。それが原因でストレスになることも多く、ちゃんとストレスを発散できないと母体にも胎児にも影響を及ぼしてしまいます。ストレスは切迫流産を引き起こし、それでもなおストレスを受け続けると本当に流産してしまいます。今までと同じように過ごせないことでストレスを感じることが多いでしょうが、できるだけストレスを溜め込まないように、自分なりに打開策を用意しておきましょう。

妊娠中・家に1人~家事で気を付けたい事~

妊娠して産休をもらったり仕事を退職したりして、家で1人で過ごす人は多いのではないでしょうか。その時の注意点について見ていきましょう。

重いものを持たない方がいい理由

重いものを持とうとすると、お腹に力が入ります。そうすると腹圧がかかり子宮が下がってしまい、早産や流産になってしまうことがあるのです。それに、重いものを持った拍子に転んでお腹を打ってしまっては大変です。特に妊娠初期は赤ちゃんが不安定な時期でもあるので、重いものは極力持たないようにしましょう。

10キロ以上の物はもってはいけない

子宮や腰に負担がかかる重さは、10kg程度の荷物の上げ下ろしです。妊娠中は10kgよりも重いものを持たないように注意しましょう。ただし、個人差はあります。人によって重い荷物を持っても問題ない人もいれば、軽いものでもお腹が張ってしまう人もいます。重さはもちろんのこと、お腹の張りや痛みで判断することも大切です。

妊娠中の家事のポイント

妊娠中の家事は、やり方を工夫することで体への負担を軽くすることができます。まず、洗濯物を干す時は竿の位置を低めにしておくと良いでしょう。胸か腰くらいの高さであれば、お腹や腰への負担が軽くなります。また、買い物をする時も宅配サービスなどを利用して、重い荷物を持ったり人混みに行かなくて済むように工夫したりすると良いでしょう。

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